やせるためにはエネルギー収支をマイナスにするのが効果的です。
しかし、長期間の断食で体重を落とすのはやめましょう。
たしかに、食べなければ体重は落ちます。けれども、体に本当に必要なものも、断食によってごっそり落ちます。
体をしっかりと維持するための栄養はきちんと摂らなければいけません。
腹減ったときに腹いっぱい食べるわたしのダイエット法では、体を維持するためにどんな栄養素が必要だかを一切考えなくてOKです。
なぜでしょうか
答えは簡単です。ちょっと考えてみてください。
ところで、一日三食定期的に食べる場合、一般的には、米、汁、主菜副菜を揃えます。
つまり、一日あたり、白米を茶碗三杯も食べているのです。
三色のうちのすべてが和食でないこともあるでしょうが、炭水化物主体の白米、パン、麺がメニューに含まれているのがほとんどです。
これを、腹が減ったときに腹いっぱい食べるようにすると、
一食で白米三杯は喰えません。飽きますw
この、「飽きる」というのがとても大切なことです。
一食のボリュームを増やすことは、自然と、多様な食材を取り入れることにつながるのです。
食べたいものを腹いっぱい食べることで、何も意識せず、自然と食事のバランスがよくなるのです。
なお、↑では炭水化物の例を挙げましたが、脂質も、大量に摂ると、飽きます。
結果的に、比較的バランスの良い食事ができるようになります。
体に必要な栄養素は体が教えてくれる
腹が減ったときに腹いっぱい食べるだけじゃ、栄養がかたよりそうに見えます。
ですが、腹が本当に減っているときに「食べたい物」として頭に浮かぶメニューは、そのときの体が欲している栄養素を豊富に含んでいるものです。
なので、躊躇せずに食べてOKです。飽きるまで食べてください。
朝食、昼食、夕食という、時間に合わせた食べ方では、体が欲している栄養素が何かを知るチャンスがありません。
だから、一日三食でそれぞれを少量にするダイエットが失敗し、リバウンドを起こすのです。